たまたま生きてる

本日の起床、6:40、いつもの朝、この頃はカーテンから差し込む光に起こされることもしばしばになってきた。夏が近づいている。この前、夜に窓を開けて本を読んでいたらセミの鳴き声のようなのが聞こえた気がして思わず聞き耳を立てた。遠くのほうから聞こえている感じだったけど確かにセミが鳴いていた。この頃、幻聴があるのでその可能性も否定できないけど。夏が来たら、私は一つ約束を守れたような気持ちになるだろう。誰とも約束していない約束を。私にしかわかりえない約束だ。

 

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ノロノロと朝ごはん、掃除、洗濯、すべて終えても9時過ぎ。早起きは三文の徳。おばあちゃんの口癖を思い出した。父方の祖父母は祖父は父が中学生の時に、祖母は私が小6の時に亡くなっている。先日は祖母の命日だった。父と弟はお墓参りに行ったらしい。たぶん母は行ってないだろう。仏壇の花を取り替えるくらいはしたかな。嫁姑問題って言葉があるくらいだ、例外なく二人もあまり仲が良くなかった。母を中心に家族親戚の相関図を作ったら、すごいんじゃないかって考えたことがある。おばあちゃんの火葬の骨上げ時に最後は喉仏を納骨するらしくて、火葬場の人?にそう言われてお父さんが骨になったおばあちゃんの喉仏を手でつまんで躊躇なく自分の口の中に入れてボリボリと音を立てながら食べたのを見たときは、子供ながらに驚いた。涙ぐみながらおばあちゃんの骨を食べるお父さんの姿は今でもはっきり覚えている。おばあちゃんは父にとってどれほどかけがえのない人だったのかその光景が物語っていた。父の人柄をまじまじと見たような出来事だった。

 

 

何度も書いてしまうけど、腕を筆頭にしたダル重さが全く良くならない。毎日毒々しさまで感じるような色の薬を飲んでいるけど気休め程度な気がしていて飲むのをもうやめようかとか思う。何か一つ動くたびにため息とうなり声をあげている。一か月後はどのくらい悪くなっているだろう。仕事はどうなってしまっているだろう。会社を休職するにも退職するにもまずは診断書が必要らしい。説明するのが億劫なくらいいろいろ面倒なことになってきた。会社のだれが私のことを本気で心配してくれるというんだ。態度に出てしまっているので、私以外の人ともし同じような状況になったときは気を付けたほうがいいと思う。bad modeですわ。心身の疲れ。

 

 

パソコンで書いたらこっちのほうがiPhoneで書くより少し楽かも。何するにも時間はかかってしまうようになってしまったけど。休憩しながら書いてる。もう牛乳がない。外には出たくない。昨日の夜はうれしかった。いつもの感じに自分が少しだけ戻ったみたいだった。こんな私が何を言っても「そう言う割にはいつまでもそんな感じなんだ?」って笑われちゃいそうだって思うし、自分でもつくづく説得力とか信憑性がないなって思う。だけど一人の人間の存在がこんなにも誰かの救いや希望になることがあるのだということを届かない声なりにも口に出していたいのだ。そうすることでしか、ありふれた形でしか、私にできることはないのだ。もっと的確に言葉にしてありのままに感じたままに伝えられたらと思う。だから読み物を読んでもっと自分の語彙や表現の幅を広げたい。読書なんて大っ嫌いだった。集中力がないし楽しいと思ったことがなかった。小学校の時の朝の読書の時間も一人だけ歴史の漫画をしゃーなしに読んでいた。正直、漫画も読み進める順番がよくわからなくてページをめくって読んでるふりをしていた。とにかくサボっていた。怠け者の意欲のすべての始まりは君なのだ。どこを辿っても大体は君に繋がる。大袈裟だって、嘘みたいだって、一番最初に思ってるのはこの私だ。それでも本当のことだから書いているのだ。

 

 

昼から本を読んでいたらいつの間にか寝てしまっていたみたいで頭痛が酷くて起きた。14:30くらいだった。頭から背中にかけて痛い。頭痛には鎮痛剤が効くのだが、神経系の痛みにはほぼ鎮痛剤の効果がないらしい。歯痛や腹痛や頭痛といった突発的なものには効果はあるけど、慢性的な神経の過敏や緊張からくる痛みにはほぼ効かない。私もその効果のなさを身をもって体感している。ブログを書いたり読書の続きをしたりして洗濯物を取り込んで夕飯を作って食べた。実家からもらったお茶碗で1番これがかわいい。小さい頃の私に似てるから買ったのか?とか思う。だとしたら誰が買ったんだろうか。母方の祖母じゃないかな。子供ながらにおばあちゃんはお金がある人だなと思っていたくらい、何でも買ってくれたから。服もおもちゃも多分ほとんどおばあちゃんが買ってくれていた。身につけているものも高そうなものばっかりで全然見た目がおばあちゃんって感じじゃなかった。出掛ける時は必ずシャネルの香水をつけてて、たまに私にもつけてくれたのがちょっと大人になったみたいで嬉しかったな。こんなの全然見たことなかったから食器棚に眠ってやつだな。立派な食器棚があるのに結局同じ食器を使うから食器棚という名の置き物状態になってるんだ。教訓にしよう。


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鎮痛剤で頭痛はどうにか引いてきたけどなんだか体が熱っぽい。測ったら少し微熱があった。私は平熱が低いので36.9℃もあったら立派な微熱なのだ。小学校の頃の保健室の先生はこれくらいじゃ帰してくれなくて困った。ベッドで休んでいると熱が次第に上がってきて結局帰ることになった時も「だから言ったじゃないか!」みたいな顔をして帰っていた。わ、どうでもいい。あー、明日仕事だ、本当に仕事に行くと手が動くのすごいなって思う。意識ってヤバい。想像以上に意識の影響ってある。無理になってきた。

これめちゃわかるー、、、

『ぼくには実生活というものがなく、放っておくと抽象的な思惟や自己意識が際限なく膨らんでしまうので、読書や観劇、散歩などによって適宜それを削り取らなければならない。孤独な人間がその習慣を怠るとたちまち狂気に侵され、人としての誇りを保ち得なくなる』