なまくらな暮らし、薄情さ、名誉ある孤独、愛しさ

昨日から三連休。昨日は朝から昼過ぎまで家のありとあらゆるところを徹底的に掃除をした。お風呂場の掃除なんかはもう暴れながらやったら服の半分が濡れた、汗もびしょびしょで鏡に映った自分の顔は真っ赤だった。掃除が終わったのが大体14時くらいで流石にその体で部屋をうろつくことはできなかったのでそのまま風呂に入った。ついでにカーテンを洗ったのだけど部屋が好きな香りで満たされるのでこれはぜひおすすめしたい。と言ってもおすすめする人や場所が私にはないのでここに記す。私が知らないだけでやってる人は結構いるのかも。で、余った時間は本読んだら映画見たり、考え事したりで夜になった。最近の睡眠の質には本当にうんざりしてて、若干ノイローゼみたいになってきてる。なので今日は不可抗力の力を借りるべきだと思って、というか数日前から決めていた。マイスリーを2錠服用した。そして起きたら10時だった。23:30に寝て10時に起きた。なんでもっと早くやらなかったんだ?久々に頭痛のしない朝を迎えた。夢の記憶がブワーッと広がって現実の記憶との精査をする必要がなかった。なんか変な感じだった、すげーって思った、自力でまたこんな朝を迎えられるようになればいいのだが…副作用が仕事に響くことはないと思うのだが起きられなかったら心配なので休みの日の前夜はたまに服用していこうと思う。睡眠は大事なのでね。仕方なしです。昨日や一昨日よりは体も心も調子がいい気がする。根拠はないのだがなんとなくそんな気がする。書いてる今も思うことは沢山あってあれこれ考える。どれも書くと長くなる。あ!そうだ。昨日はカネコアヤノさんのライブに行ったんだっけ!めぐろパーシモンホールでオウガ・ユー・アースホールさんとのツーマンライブ。音楽的なことは私はわからないのだけれど今日のあやのちゃんはいつもと少し違う感じだった。そう思った具体的な理由はここに書くのは失礼だし罪悪感があるので書きたくないけど喉スプレー的なのを曲間に何回かしているのを見て少し心配になった。その分歌っているときのあやのちゃんを見ている自分の手に力が入っていたように思う。その時感じたのだけど、私はこの人の音楽だけじゃなくて人として好きになっているんだろうと思った。人としてと言っても私はこの人のほんの一部しか見えていないけど。それでもその一部だけでこれほど好きになれるのなら幸せなことかもしれない。オウガのライブを一言で言うならば奇妙な体験だった。“何者なんだ!?感”がすごかった。曲と曲の間に拍手を2回しかしなかった。曲と曲の切れ目がない感じでずっと演奏している感じ。歌うのはほんの少し。それが私にはとても新鮮で魅力的に感じた。幻想的で融解的だった。ホールの大きいステージにたくさんのスモークがたかれていてそこに青と緑の照明が当たって出戸さんの耳触りのいい低体温さがある歌声と広大な平原を思わせるようなサウンド全てが相まって揮発性のある音楽を生んでいたように思う。それが好きだった。初めて触れる音楽(且つ、良いなと思った音楽)のことはなるべく事細かに記していきたい。私は生活のあらゆる瞬間で音楽と手を繋げる人間になれてよかったなとつくづく思う。その瞬間に思い浮かべてしまう人がいる。全ての始まりの瞬間の尊さをとても愛おしく思う。あの日のことは死ぬまで忘れないんだろうなと思う。今日も私の中で真っ白な光を放つひとりの存在がある。ありがとう。愛しています。あの子は元気にしているだろうか。

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