1泊2日で北海道へ行った話 【登別編】
6月25日から26日に行った北海道旅行の2日目の思い出話です。
2日目の朝は6時半に起きて7:40くらいの特急に乗って登別へ向かいました。従兄弟と現地で合流することになっていました。従兄弟は習い事のスケートを休んでくれました。8時くらいに登別駅に到着し、バスに乗って登別地獄谷を目指しました。登別温泉で降りてそこから歩いて温泉街を抜けると地獄谷が見えてきました。
近づくにつれて、立ち込める煙が見えてきて、強くなる硫黄の匂いを感じました。小学生の時の福島県の磐梯山登山のときに湯跡のような場所を通った覚えがあるけど、あの時は硫黄の匂いがとても臭くて強烈なものに感じたけど大人になって嗅ぐとそれほど悪いとは思わなかった。いい匂いではないけれど大自然の一部としてとても素敵で新鮮で良かった。山肌からところどころに上がる湯気や風にそよぐ草木の音や流れる水の音が心地よかった。肺の空気全部入れ替えようと試みた。
日曜だけどまだ8時半というのもあり観光客が少なく雰囲気や景観を損なう情報や物が全く無くて静かにゆっくり過ごせて良かった。
天然足湯を目指して山の中を結構歩いた。舗装されている道もあれば急勾配の坂や岩がゴロゴロ転がっている道もあって途中SASUKEみたいになっていた。さすがに体のあちこちが痛み始めてしまった。私は筋膜が異常に硬いらしく、そのせいで荷物を背負って歩いたりずっと同じ姿勢をしたりすると後頭部から背中にかけてが痛くなってしまう。持病からくるものもあり、2人に追いつけなくなっていた。それでも妹が常に気にかけてくれて、荷物を持ってくれたり、まめに水分補給の声をかけてくれたりした。ひとりだったら辛かったかもしれないが2人のおかげで終始笑っていられた。妹の話はいつもしょーもなくておかしくて元気がでる。周りに人もいなかったから普段出さないくらいの声量で笑ったりした。小さい頃から従兄弟の家と母の家が仲が悪く、従兄弟の話題は母や祖母の前では話さないというのがいつしか暗黙のルールとなっていた。なので北海道に来る度に私たちはひっそりと会うことにしている。懐かしい話をしたり、会っていなかった期間に起きたことを話すとキリがなかった。撮った動画を見返したけど、どの動画にもパーソナルな会話が入っていた。まぁ、それもその日の良い思い出だな。
天然足湯めちゃくちゃ良かったー。歩いた足に効いたー。温度も丁度で、何より自然の中でお湯に浸かるというのがめちゃくちゃ良かった。心の浄化って感じでテンションが上がった。全然人居ないし。最高。なんか足元に太い木転がってたから拾ってみんなにみせたらウケた。
地獄谷の後は温泉街を散歩したりお土産屋さんに行ったりお昼を食べたりした。知らない地方のこの感じ〜。来たかった〜。結構本当に旅人になりたい。
登別閻魔焼きそばおいしかった
歩いてたら野生のエゾシカが山から降りてきていて、この日1番テンション上がった。奈良の鹿公園の鹿の3、4倍くらいあった。鹿の目の前に柵があって「えっ、もしかして乗り越えちゃう?ジャンプ見せてくれるんですか?」って思っていたら本当にジャンプ見せてくれて思わず「うおー!かっこいいです、先輩!」って鹿に向けて言ってしまった。跳躍力凄かった。近づいたらウンコしてた。
登別また行きたいな。
ウィーアー
いい旅行だった。